転職エージェントのつぶやき

転職面接のマナー|入室・退室での注意すべき点

面接というと「何を話せばいいのか」「何を答えればいいのか」といったところばかり気にしている方も多いのではないでしょうか?

しかしながら、面接では何を伝えるか以外にも、実はかなり細かいところまで見られています。

ここでは、面接における入室・退室でのマナーについてご紹介していきましょう。

受付での注意点

面接のために企業を訪問しますね。面接前の受付の時点では気を抜いている方、油断している方も多いのではないでしょうか?

人事の方(面接官)が受付の方に「この人どんな感じだった?」と聞くこともあるのです。面接評価の加点要素にする企業は少ないですが、悪印象だと減点要素にする企業は少なくありません。ですので、面接で企業を訪問するときは受付の時点から悪い印象を与えないように、できれば良い印象を与えておきましょう。

身だしなみはきちんと整え、必要な書類はすぐに取り出せるように用意しておきましょう。また「今日面接の○○ですけど・・・」と頼りない感じではなく、ハキハキと「本日○時に面接のお約束をさせて頂いております○○と申します。」と伝えるようにしましょう。

面接の入室時の注意点

入室にあたっては、まずノックをします。その後に「どうぞ」「お入りください」といった返事がありますので、それに対して「はい」と返事をしてから入室します。

入室をしたら名前を名乗り、お辞儀をします。お辞儀をした後は勝手に着席するのではなく、面接官の方に「おかけください」といった声掛けをもらってから着席するようにします。着席する際にも「失礼します」と一言添えておきます。

面接の退室時の注意点

退室時には目的である面接が終わって、気が緩んでしまう方が多いものです。しかしながら、退室の際にも気は抜けません。面接官の方は最後の最後までしっかりとあなたを見ています。

面接が終わったら座ったままで「ありがとうございました」と伝え、椅子の横に立ちます。そこで「失礼いたします」と言い、お辞儀をします。

ドアの前まで来たら面接官の方のほうを向き直し、再度「失礼いたします」と言いながらお辞儀をします。ドアを閉めるときには面接官の方のほうを向き直して、目を合わせてから閉めるようにします。このときに静かに閉めておくと、落ち着いた印象を与えることができます。

転職面接の入退室での注意点まとめ

転職の面接というと自己PRなど何を伝えるかばかりが先行してしまいがちですが、面接官の方はそれ以外のところも厳しくチェックしているものです。

経験や実績を評価しますが、人柄や身だしなみといった部分も含めて総合的に評価するものです。

面接内容が良い出来だったにも関わらず、入室や退室の際のマナーが悪く、せっかくの面接評価を台無しにしてしまうということもあります。細かなところまでしっかりと意識していくようにしましょう。