転職エージェントのつぶやき

転職の志望動機|絶対抑えるべき3つの注意点

転職活動において、志望動機を書く作業は、とても面倒なものです。どの様なことに気を付ければ、書類選考を突破することができるのでしょうか。

応募する企業だけの志望動機を書く

志望動機で『意欲』をアピールするために最も大切なことは、「応募する企業だけに当てはまる志望動機を、自分の文章で書くこと」です。これ、意外とみなさんできていません。

インターネットで検索すると志望動機の例文がたくさん紹介されています。これらを参考にするのはいいことですか、そのまま引用してしまうと、他の応募者と似たような志望動機になり、見抜かれてしまいます。

また、自分で考えた志望動機でも、他社にでも使いまわせる志望動機になっている方がとっても多いのです。A社でもB社でも、C社でも使える...。あなたが採用担当者の立場だったら、どの企業にでも使える志望動機を読んで、心を動かされますか?

人事担当者は志望動機を基に、意欲があるかを見極めるプロといっても過言ではありません。何百,何千人もの志望動機を見てきているのです。例文ほどキレイな志望動機が書けなくても、その企業に対する志望動機を練って、意欲をアピールしましょう。面接前の段階で志望動機を書くのは難しいものです。だからこそ、志望動機を文章にすることで、意欲をアピールできるのです。

志望動機と職務経歴書の関連性に注意

志望動機は意欲を伝えることを絶対条件に「前職との共通点+転職後にやりたいこと+それを実現できる根拠」を書くことで、即戦力で活躍できることをアピールできます。そのため、職務経歴書に書かれている経験を活かして、転職後に活躍できることを伝えるべきなのです。

ただし、嘘の内容を書いてはいけません。書類選考を突破しようと、職務経歴書に虚偽の内容を書く転職希望者もいますが、面接で前職の内容を聞かれることも多々あります。そのときに嘘を書いていることを、人事担当者は見破ることでしょう。

「惹かれる」だけではなく、やりたいことを書く

志望動機に「貴社の○○に惹かれました」などの抽象的な文字を書くことは、とてももったいないことだと考えます。志望動機は意欲を伝えるチャンスの場なのです。多くの人が思いつくような言葉は、人事担当者の心には残りません。

入社後にやりたいことを書き、それを実現できる根拠を書きましょう。人事担当者は、入社後にどの様に活躍してくれるかを知りたいのです。

転職の志望動機の抑えるべき注意点まとめ

志望動機を書く上で、最も大切なことは『意欲を伝える』ことです。志望動機を通して、『意欲』をアピールすることができれば、書類選考をクリアする確立は大幅に増えることでしょう。それを基に「前職との共通点+転職後にやりたいこと+それを実現できる根拠」を書くことで、即戦力になれることをアピールでき、転職活動を優位に進めることができます。