転職エージェントのつぶやき

転職で失敗する人の6つの共通点

終身雇用の時代ではなくなり、転職をする方も多い世の中になりました。

5回、6回と転職をしていても企業から熱烈オファーを受ける事が出来る人もいる、一方で、まったく転職できず失敗する方がいるのです。転職できる人とできない人とではどのような違いがあるのか?紹介したいと思います。

転職で失敗する人の共通点

働く意欲が足らない

様々な今の状況から逃げ出したいという想いが強く、とりあえず転職したいという方によく出会います。

次の就業先で何がしたいのかを尋ねると、休みの条件や、就業時間など、とにかく拘束時間が少ない環境で自分の時間を確保したいという内容ばかり。

色々とお話を聞いていくと、要するに「出来るだけ仕事をしたく無い」という結論に達する事も良くあります。このような方は、転職活動で失敗する人に非常に多いのです。

企業はボランティアで採用するわけではないのです。働く事に意欲的ではない人を高い年収を支払って採用するでしょうか?

これまでの実績や経験、得意な事が仮に少なかったとしても、せめて働く意欲を持ち、意欲的に新しい仕事に臨む気持ちを持って活動しましょう。

タスクと時間の管理が下手

転職はしたいけど、応募企業から面接に来て欲しいと依頼があった時に、転職面接の予定を組む事が出来ない方もいます。

「21時以降なら面接に行けます」「土日なら面接に行けます」と要望を出す、一方で、次の就業先では「土日は休みたい」「残業はしたくない」と矛盾している要求をされる方も多くいるのです。

30代であれば、すこし考えてみてください。人事の方も貴方と同じサラリーマンなのです。夜遅くの面接や土日の面接をしてくれる企業は、あなたが就業した場合も同じ様に夜遅く迄の勤務や土日の業務も行う可能性が高いということです。転職できたとしても、結果的に転職したのが失敗だった...ということになりませんか?

転職活動についても、そもそもは『オンビジネスタイム』にて対応出来る様に自分でも努力する必要があります。時間を創出できない方はそれだけ意欲が低いか、タスク管理が出来ない方だと思われても仕方がないのです。

約束を守らない

面接日時の約束や提出物等の期限を厳守出来ない方は、やはり入社してからの仕事に対しても信頼出来ない人だと思われてしまいます。

時間や約束を守るのは社会人として当然の行動です。仮に仕事の都合でどうしても約束の時間に面接に行けない場合等は出来るだけ早く報告をし、明確な理由もお伝えしましょう。

他責にしがちな考え方

何か不具合が発生した場合に環境のせいにしたり、人のせいにばかりしている方は、成長が出来ない人だと考えられてしまいます。

本当に誰にもどうしてもどうにもならないこともあるでしょう。そんな中でも「あなたが出来るは何かなかったのか」「貴方は出来る事を最善を尽くして行動できたのか」と転職の面接では問われます。

できなかった理由より、たとえ限られた環境であってもあなたが何をやってきたのかが大切であって、採用面接官もそこを見極めようとしているのです。

決断力がない

常に行動のパターンが、周囲の人や環境によってもたらされている方、これまでの人生の決断が「なんとなく」で決めてきた方は要注意です。転職で失敗する可能性が高いです。

学校の選択、就業先の選択等、人生に大きな影響を与える様な決断の仕方が「全部落ちたからこの学校にしました」「ここしか受からなかったから就職しました」など否定的な理由で今現在に至っている方は沢山います

大きな決断もしないで生きてきたかの様に見えてしまうと今後仕事でも、瞬時に大きな決断を求められた時、この人は責任感を持って、あらゆる決断や選択をする事が出来るのだろうかと疑問に思われてしまいます。

行動力がない

考えているだけで、行動に移していない方も転職に失敗する人の特徴です。仕事に置き換えたら、本当に行動出来るのだろうか?と心配されてしまうでしょう。

仕事や生活のちょっとしたことでも、あなたの「やりたいこと・できること・やるべきこと」を整理して、この3つのバランスが整う様に行動レベルを上げる訓練をして、計画的に行動する癖をつけると良いでしょう。

日頃の考え方や行動の癖は仕事でも出てくる事が多いので、日頃から考え方や行動の仕方を振り返り、意志を持って決断する対策をされると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

転職が出来るか出来ないか、成功するか失敗するか...ものの考え方や行動で大きく分かれてしまいます。

日頃からの心がけで改善される事も多いので、出来ることから是非トライしてみましょう!