転職エージェントのつぶやき

愚痴の多い上司のマネジメント方法5つ

職場では上司との関係はとても大事なものになってきますよね。

けれど、上司が愚痴の多い人で常に不平不満を口にしていたら、いちいちそれに付き合うのもうんざりと言う気分になりがちです。

愚痴の多い上司とはどう付き合っていけばいいのでしょうか?
上司の愚痴を減らす方法はないのでしょうか?

今回は愚痴の多い上司のマネジメント方法を紹介します。

愚痴の多い上司のマネジメント

気持ちを聞いてあげる

愚痴の多い人は、人への不平不満を多く抱え込んでいるものです。

自分ばかりが忙しい、自分の苦労を上の人間は何も分かっていない、など現在の自分の置かれている状況や待遇などが理にかなったものではないと考えているのです。

上司といえども人間なので、承認欲求や悩みもあるのです。

不平不満を部下にこぼしてしまう上司に反論を返したり、何とか考え方を変えて貰おうと思って対処してもなかなか難しかったりします。

もし、あなたの上司が仕事のことや会社のことなどを愚痴っていたのなら、その気持ちを聞いてあげると良いでしょう。

不満を持っている人も側に自分の気持ちを理解してくれる人がいると思うと、少しその不満が落ち着くものです。

あなたに余裕があるのなら、愚痴を言わずにはいられない上司の気持ちを汲んで、その気持ちに少し寄り添ってみてください。

あなたに愚痴を言って、理解してもらえたと思えば、少しその愚痴も収まってくることでしょう。

 

話題を変える

気持ちを聞いても上司の愚痴が収まらない場合には、上司は誰かに分かってもらいたいと考えている訳ではなく、ただ不平不満を口にしていたいだけの可能性があります。

不平不満を口にするだけの人は、なかなか自分から見える世界から抜けられません。

気持ちを聞いてあげていても上司の愚痴が収まらないどころか、かえって悪化していく時には上司が愚痴を言い始めたら、それとなく話題を変えてみると良いでしょう。

上司が会社の愚痴を言い出したら、上司の好きなことや趣味の話などに会話をそれとなくすり替えてみると上司の気分も変わり、愚痴が止むかもしれません。

人は自分で自分自身の気分を作ります。

つまり、愚痴を言う人は自分で自身の気分を悪化させているのです。

そうならないためにも、あなたが上司の気分が上がるような方向へそれとなく流してあげるとよいでしょう。

 

問題解決へと持っていく

愚痴を言う人は受身的で、自分からあまり問題解決のための行動を起こさないことが多いです。

上司が愚痴の多い人ならば、上司は仕事の愚痴はいってもそれをどう良くしていくかなどに対しては消極的だったりする場合が多いでしょう。

どうせやっても無駄。考えるだけ損っといった言葉が上司から出て来ても、その上司は自分で出来るだけのことはせずにやる前から諦めてしまっている可能性も高いのです。

そのため、上司が愚痴を言いだしたら、それを問題解決の方向へと向けてみるとよいでしょう。

たとえば、上司が仕事の愚痴を言い出したら、「それを解決するにはどうしたらいいんんですか?」と聞いてみたり、

「自分も同じような気持ちになることがあるんですよね。どうしたら改善できるか教えて貰えませんか?」などと教えを乞うたりしてみてください。

この時に注意すべきことは、相手は上司なので上から目線でアドバイスするのではなく、あくまでも<上司の考えを聞かせて欲しい><よい方法を教えて欲しい>といったスタンスで上司には接してください。

部下から問題解決の方法を相談されると上司としてはどうにかしなくては..と思考が変わります。

問題解決の方に気持ちがむけば、自然と愚痴の数も減ってくることでしょう。

 

二人っきりで会話しない

上司の愚痴を一人で受け止めるのは大変なことです。

そのため、上司が愚痴を漏らすような場面に一人で対処しないことはとても大事なことです。

二人で飲みに行ったり、一緒に帰ったり、休日遊びに行ったりということは、あなたがその上司の愚痴を受け止め辛いと感じているのならば、避けた方が良いでしょう。

もし、どうしてもそう言う機会を作らなくてはならない時には、同僚や先輩、他の上司などと一緒になって、その上司の愚痴を受け止める人を一人でも増やしてみてください。

一人だと耐えられないことも何人かで当たれば、負担が分散されて対応が可能になったりします。

無理をして上司と二人っきりにならずに誰か他に頼れる人を作ってみてください。

 

距離を置く

あまりにも上司の愚痴が多く、どんな対処行動をとっても愚痴が止まないアホな上司もいますよね?

参考:会社の老害社員の特徴9つ

聞いていてうんざりしてしまう場合には、アホな上司の愚痴には付き合わず、距離を置くことも大事になってきます。

特にあなたが上司の性格やその口から出る様々な愚痴に疲弊している場合には、一度アホな上司から距離を置いて自分の体勢を立て直すことが重要です。

そのまま上司の愚痴を聞き続けたり、上司と近い距離にいるとあなたの会社や仕事への意欲が減退してきて、最悪の場合、会社に行くのも難しくなります。

そうならないためにも付き合いきれないと感じたら、早めに上司と距離を置いて、その愚痴を耳にしないですむところにいくことが大切です。

 

いかがでしたか?

愚痴をいう上司をうまくマネジメントして、職場環境をよりよくしていきたいものですね。