転職エージェントのつぶやき

転職面接の自己紹介|話す時間や例文を交えて解説!

面接で自己紹介をお願いされる場面は多くあります。「自己紹介なんて簡単」という意見が多いようですが、要点をまとめた正しい自己紹介を行うことで、評価され転職活動が優位に働くのです。

転職面接で自己紹介するコツ

面接の自己紹介で面接官に伝えるべきポイント

面接における『自己紹介』には公式のようなものがあります。「自己紹介=今までの経験+自己PR+志望動機」と覚えておきましょう。今までの経験、自己PR、志望動機の3つを答えることができれば、面接における自己紹介は合格といえます。

まず、今までの経験として、最終学歴と職務経歴などを伝えます。そして、職務上で得た経験などを、自己PRとして伝えます。最後に、転職後にどの様に貢献していきたいかという、志望動機を伝えるのです。予習として、文章にして要点をまとめてみてください。それを、何度も読み返してみることで、自信がついてくることでしょう。 

面接用に自己紹介は1分版と3分版を準備する

転職活動における面接において、自己紹介をお願いされる場面は多く見られます。転職面接の冒頭、「○分以内で自己紹介をお願いします」という、条件付きでお願いされる場面もあります。よくある場面が、「1分以内で自己紹介をお願いします」「3分以内で自己紹介をお願いします」という場面です。自己紹介で「3分」という時間は結構長いものです。

相手が聞き取りやすいスピードで話す場合、300文字=1分が目安と言われています。したがって、1分自己紹介用として300文字程度のものを、3分自己紹介用として900文字程度のものを、事前に作って予習しておきましょう。特に時間の指定がない場合は、1分を目安にしましょう。

自己紹介の例文(約300文字・1分)

佐藤一郎と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。○○大学○○学部卒業後、201X年に新卒で現在の株式会社●●に入社し、今年で5年目になります。販促支援部門の法人企画営業で、主に商品の認知度向上・シェア拡大に向けたプロモーションの企画提案しており、クライアントの売上拡大を実現する最適な販促企画立案を心がけています。

現在の主要顧客は7社、年間約2億円の案件を担当しています。まだ管理職ではありませんがわたしを含め3名のチームリーダーを任されています。これまで培ってきた斬新な企画立案やクライアントへの提案力と折衝力、そしてリーダーシップを活かし、御社の○○の事業の○○に貢献したいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします!

自己紹介の練習は必須

上記の例文は、300文字強なので約1分です。これだけ話をして1分なのです。当たり前の話ですが、3分の場合はこの3倍です。

アドリブで3分話せる方もいるでしょう。でも、ほとんどの方が冗長的になり、聞き手つまり面接官にとってはまとまりに欠ける自己紹介となり印象を悪くしてしまうのです。面接前に必ず自己紹介の練習はしておきましょう。

自己PRがメインにならないように注意しましょう!

『自己紹介』と『自己PR』の意味を捉え違えている人が多くいるようです。せっかく面接の予習を頑張っても、間違った練習をしていてはもったいないですね。『自己紹介』とは自分の状況を伝えることで、『自己PR』とは自分をアピールすることです。同じように思えますが、これらを的確に使い分けることで面接は優位に働きます。

たとえば、仕事を観点に『自己紹介』と『自己PR』を区別してみましょう。『自己紹介』では所属会社や仕事内容について現状を伝えるのです。対して、『自己PR』では所属会社や仕事内容を通して得たことをアピールします。上記の自己紹介例文の前半が自己紹介、公判が自己PRになっていますよ。

転職面接の自己紹介のまとめ

面接における自己紹介では、「今までの経験+自己PR+志望動機」の要点をまとめたものを答えられるようにしておきましょう。自己紹介と自己PRの区別を付けておくことも大切です。