仕事が遅い人の特徴５つ - 転職エージェントのつぶやき

人より仕事が遅く、皆は早々と帰ってしまっているのに自分はなかなか仕事を片付ける事が出来ずに一人残って残業を繰り返している。

本当はもっと早く仕事を終わらせたいのに、どうしても終らない。仕事が遅いと言われてしまう人には特徴的な行動があります。ご自身にあてはまるものがないかチェックしてみて下さい。

仕事が遅い人の特徴

細かい所にこだわりすぎる

任された仕事をきちんとこなそうとするのですが、細かいところにこだわりすぎて仕事が遅くなってしまう人がいます。周りから見れば、「そんな所にこだわっている場合じゃない」、「そんな事はどうでもいい」と思われる所に時間を割いてしまって、肝心の所が疎かになり無駄に時間を食ってしまうのです。

周りから見たらどうでもよいところをきちんと仕上げるので、当然、出来上がったものの評価もイマイチです。本人としてはこだわりたい部分が、会社が力を入れて欲しいと思っている部分とずれているので、いくら頑張っても頑張っても認められないという羽目に陥っていったりもします。

自分に求められているもの、この仕事の肝はどこなのかをきちんと把握し、細かい部分は二の次にして、求められている事に応えていけるようにしていけば、おのずと仕事は早くなり、あなたの評価もあがることでしょう。

優先順位が決められない

仕事が遅い人は仕事の優先順位が決められないことが多いです。急ぎの仕事だと言われている仕事と自分の通常業務と並行してこなしてしまう為に急ぎの仕事が終わらずに、まだ終っていないのか、本当に君の仕事は遅いなぁ、と怒られたりします。

本人としては真面目に仕事をこなしているだけなのに、そんな風に何度も怒られると混乱してしまって、余計にどの仕事から手をつけていいか分からなくなったりします。どの仕事から取り掛かるべきなのかを見極めて、後回しにしてもよいものは後回しにする。自分で上手く見極められない場合は上司や先輩、同僚などに聞いてみるといいでしょう。

様々な仕事に対して、優先順位をつける習慣を身につけていくと段々と仕事が効率的に回り、早く終るようになっていきます。

整理整頓が出来ない

仕事が遅くなってしまうのは、自分の中で上手く仕事を整理していけないためであることが多いです。何を先に行って、何を後回しにすればいいのかが上手く整理出来ないのです。目の前に色々な事がありすぎて、どこから手をつけていいか分からない。

とりあえず、やりやすいものから……っとやっているうちに重要なものがどんどん後回しになってしまったりします。こういった状況に陥っているのならば、仕事の整理から始めてみると良いでしょう。

色々なことを同時進行しなくてはならない状況があるのならば、頭の中だけで管理しきれないかも知れないので、紙に書いて貼って置いたり、タスクシートを作成したりするとよいと思います。

後回しにしてしまう

「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、この仕事は難しいし、ボリュームも多いから後でやろう……」あなたはそんな風に考えたことはないでしょうか？難しい仕事や量の多い仕事を後回しにしてしまうのも、仕事が遅くなる要因の一つです。

誰しも難しい事や時間がかかりそうな事に取り掛かるには時間がかかるものです。しかし、そういった仕事を後回しにすることにより、時間と共にその億劫さは増していきます。

また、嫌なものが後に控えている為になかなか他の仕事も進みにくくなります。誰でも嫌な予定が先にある時に、今の予定を早くこなしてしまおうとは思わないでしょう。今の予定を延ばしてでも、その予定に向かいたくない……。そんな風に思うのは当然です。

取り掛かるのが憂うつで嫌な仕事ほど、後回しにせずに先にこなしてしまう事が大事です。それが終れば、他の仕事に取り掛かるの気が楽になるでしょう。それが量の多い仕事で取り掛かるといつ終るか分からないと思って、後回しにしているのなら、その仕事の過程を細かく分けて、その細かい行程を一つずつこなしていくのがお勧めです。

一つ一つ終らせていけば、最後にはあなたの手元からその仕事は消えている筈です。嫌な仕事ほど一気にやろうとせずに出来る範囲から少しずつ始めてみてください。