転職エージェントのつぶやき

仕事のストレスが発生する要因10選

職場には色々とストレスが多いものです。ストレスがかかってくると普段元気でタフな人でも時に疲れ果ててしまったり、体調を崩したり……ひどい時にはうつになって会社を休職なんて羽目になってしまったりします。

そうならないためにもストレスが発生する要因についてよく知って、日頃から注意しておきましょう。

仕事のストレスが発生する要因

相談が出来ない職場環境

相談が出来ない職場はストレスがかかります。責任の重い仕事を任された時や次から次へと仕事が降ってくるような時でも、上司や先輩、同僚に気軽に相談出来る職場環境があると自分のキャパを超える前にいち早く相談する事が出来て、大変な仕事への対策が取れます。逆に誰にも相談出来ないような環境だと自分一人で仕事を抱え込む事になり、自分一人では到底処理しきれない仕事がある時にその人、個人の許容量を超えて参ってしまいます。

見通しのもてない仕事

先々の見通しのない仕事は非常に大きなストレスとなります。大変な仕事でもその仕事の終わりが見えていれば、その終わりまでの期間だけ少し無理をしてでも頑張れば良いと思えて、何とかこなす事が出来ます。 しかし、いつ終るか分からず、常に際限なく沢山の仕事をしなくてはいけない状況にある時、人は先の見通しを持てずに、終わりのない仕事にストレスを感じます。仕事へのモチベーションを維持していく為にはある程度の仕事の見通しを持っていくことが大事です。

同僚との不仲

職場での人間関係の良し悪しで、その職場の雰囲気が変わってきます。これも大きなストレス要因となります。同僚と気軽に軽口を叩いたり、世間話をしたり、仕事上の困った事を分かち合えたりする事はとても重要な事です。そういう気軽な人間関係が職場にない場合、職場の雰囲気が重たくなり、日々の仕事の憂うつさが増していくようです。

やりなれない仕事

人は初めてする仕事や慣れない仕事をする時に自然とストレスを感じます。それは、今まで自分の中に存在してなかったその仕事をする為の回路を新たに構築していく必要があるためです。その為、やりなれな仕事をこなしていく為には、やりなれた仕事をこなすよりも数倍の労力が必要で、時間もかかります。

昇進

昇進は一見すると良い出来事で何のストレスも生まないように思われがちですが、昇進も立派なストレスになります。人にとって環境の変化はその環境への適応の為に労力が必要な事から、それが個人にとっていい事でも悪い事でもストレスを感じる事です。 特に今まで部下を持たずに一人でやってきた人が突然部下を持って、仕事の指示などを出さなくてはなったり、昇進を機に責任が増えてその責任が個人にプレッシャーとしてのしかかったりといった場合には昇進から受けるストレスが大きくなります。

頑張っても報われない状況

頑張っても報われない状況下も非常に大きなストレスとなります。報われるのは報酬だけではありません。人にとって他人からの評価はとても大事なものです。誰かが自分を認めてくれている、誰かが自分の働きを知っていてくれているという実感は仕事へのモチベーションを上げる事に繋がりますが、それとは逆に頑張っても頑張っても報われないという状況で仕事をしていく事はひどくストレスを感じるのです。

厳しい納期

達成するのが難しいような期日のある仕事も個人に強いストレスを与えます。時間に余裕を持ってゆっくり出来る事であるのならばそんなに感じないプレッシャーも、いつまでに仕上げなければならないという約束事が入ってくるだけで、ひどく強く感じられます。 特にきつい納期の仕事が続くと参ってしまう人が多くなります。時折ならばまだしもずっとそのような状況に置かれる事は人にとって強いストレスを感じる事です。

残業や時間外労働

定時とは、仕事が終わるという約束の時間です。その時間を超えてまで残って仕事をしなくてはならない事はある意味、約束の不履行と感じられるでしょう。 近年、ワークバランスという言葉が叫ばれて久しいようにしっかりとした仕事をする為にはプライベートな時間がとても重要です。残業はそのプライベートな時間を削って、生活における仕事の比重を重くすることなのです。残業や時間外労働が続くと、人は段々と仕事と自分の生活とをうまく区別する事が出来なくなり、強いストレスを感じます。

割に合わない給与

割に合わない給与も大きなストレス要因です。労働者として、与えられる給与はとても重要なものです。自分の仕事を評価してもらい、その対価として与えられるものが割に合わなかった場合、何の為に働いているのか分からないといったことになります。そんな給与で働き続けなくてはならないのかという思いは、人に強いストレスを感じさせます。

理不尽な上司

仕事をしていく上で、上に達人の存在は非常に重要なものです。上司が理不尽な事を言ったり、怒ったり、仕事上で一貫性のない行動をとるような人だと下にいる人は混乱して、仕事をしていく事に非常なストレスを感じます。 また、そういった上司が上にいると下の人は相談を上げにくく、自然に自分一人で仕事や忙しさを抱え込んで、疲れ果ててしまいます。

仕事のストレスが発生する要因まとめ

いかがでしたか? あなたの職場に当てはまる事がなかったでしょうか? あなたが仕事でのストレスを感じているのなら、一度、職場環境を見直してみるのも重要な事かもしれませんね。