転職エージェントのつぶやき

愚痴を言う“ウザい人”との付き合い方7つ

あれが駄目だこれが良くない、あの人はこう言う所が駄目なんだ……。

そんな愚痴を延々と言い続ける人があなたの周りにもいるでしょうか?愚痴は文句や不平ばかりで発展性のないものです。多少ならば聞いていられても、延々と愚痴ばかり話されていると聞いている方としてはうんざりとしてくるもの。

では、そんな風に愚痴ばかり言う人とはどのように付き合っていったよいのでしょうか?

愚痴を言う人との上手な付き合い方

愚痴を言う癖のある人との上手な付き合い方について、心理学の側面から解説します。一見、めんどくさいようにみえますが、効果的なのでぜひ試してみてください。

気持ちを聞いてあげる

愚痴をいう人は他人の悪口や自分の境遇に対する不満などを延々と言っています。その事に対して、あなたが真剣に受け止めてアドバイスしても「でもね」「そんな風に言われても」と反論が返ってくる事も多いと思います。

そう言った時は、その時のその人の気持ちを聞いてあげるようにするとその人の気持ちが収まる事があります。その事で愚痴を言っている人はどう感じたのか、どんな気持ちになったのか。そんな事を聞いてあげましょう。

けれど、注意しなければならないのは、愚痴を言ってくる人の中にはただただ文句を言いたいだけの人もいるので、あなたがいくら気持ちを聞いてあげても相手の気持ちが収まらないようなら、それはその人の性質なのかもしれないと割り切りましょう。

共感はするが同調はしない

愚痴をいう人の話を聞いてあげて、その事に共感してあげる事はいい事です。相手の気持ちを汲んで、自分も同じような立場だったらそう思うと声をかけてあげると相手は気持ちが楽になったりします。けれど、ここで気をつけなければならないのは、相手の愚痴に同調はしない事です。

たとえば、相手が誰かの悪口を言っていたとします。あなたも相手に釣られて、その人の悪口を言い出すと愚痴は収まるどころか、仲間を得たとばかりに盛り上がって、更にひどくなります。そして、その場を離れても、また機会があれば同じような愚痴が延々と続く羽目になったりするのです。

共感は相手の気持ちを汲んで自分も一時的に同じように感じる事で、同調は考えや行動を相手に合わせる事です。一見、同じように見えるかもしれませんが、相手と同じような行動をとってしまうという点で大きく違います。愚痴を言っている人に自分まで流される事のないように気をつけましょう。

褒めてあげる

愚痴を言っている人は、「自分は何をしても報われない」、「自分の事など誰も注目してくれない」と言った不平を抱えていることが多いです。その不平不満が愚痴と言う形で出るのです。なので、愚痴が延々と続くようならば、一度、その人の事を褒めてあげてみてください。

色々と難しい状況なのにそれでも辛抱強くやっている事や、色々な事に耐えて頑張っているんだという事を褒めてあげると相手は少し満足して愚痴るのを止めたりします。

はっきりとアドバイスを返す

愚痴を言っている人にアドバイスをすると反論が返ってくる事が多いのは、前述のとおりですが、それでもはっきりと自分なりの考えを相手に伝えた方が良い時があります。

あなたがその愚痴を聞いていて、「そんな事をグチグチと言っているぐらいならこうしたらいいんじゃないか」という具体的な考えが浮かんだら、それをはっきりと相手に伝えてみるのは手です。

相手は反論するかもしれませんが、あなたは自分の考えを変えずに同じことを言い続ければいいのです。そんな事を繰り返していると、そのうち、相手が諦めてあなたに愚痴を言って来なくなります。

時には反論してみる

アドバイス同様、時には愚痴に反論してみる事も大事です。

愚痴を言っている人は同じような所をぐるぐると回っている事が多いので、その悪循環を断ち切る為にもあなたがあなたなりの反論を相手にしてみてみましょう。

相手は素直に受け止めないかもしれませんが、あなたがはっきりした態度を取ると段々と相手はあなたには愚痴を言いにくくなってきて、あなたはその人の愚痴から解放される事でしょう。

愚痴を聞き流す

上記のような方法を色々と試してみても、その人が延々と愚痴を言っているようならば、あなたは真面目に聞くのではなくその愚痴を聞き流す癖をつけてましょう。

あなたがどうでもいい聞き方をしていると分かったら、その人は怒って離れていくかもしれませんがそうなったらしめたもの。それぐらいの気持ちで愚痴の部分に関しては聞き流して、真面目に受け止めない方が良いでしょう。

特にあなたがその人の愚痴にうんざりとしているのなら、そのうんざりしているという事を表情や態度に出せばよいのです。

距離を置く

何をやっても愚痴ばかりで何の進展も見られない。そんな相手ならば、いっそのこと、距離を置いてみてみましょう。

あなたが離れた事を知って、相手の態度が変わればいいですし、変わらなかったらそれまでと割り切って一度、思い切って距離を置くといいと思います。

まとめ

愚痴は聞いている人を疲弊させます。愚痴に疲れ切ってしまわないうちに上記の事柄を参考に有効な手を見つけて、あなたなりの対処してみてください。