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情緒不安定になる原因と対処法7選

気分が落ち込んだり、突然涙が出たり、人に会うのが嫌になったり、と情緒不安定になる方がいます。

「彼女が情緒不安定で困っている」という方もいるかもしれません。

情緒不安定になるとプライベートだけではなく、仕事にも支障が出てきてしまいますので、原因と対処法を知っておきましょう。

情緒不安定になる原因と対処法

今回はそんな情緒不安定になる原因と対処法について、紹介したいと思います。

情緒不安定があまりにひどい症状がある場合や長く続く場合は、「情緒不安定性人格障害」という病気の可能性もありますので医師に相談してくださいね。

寝不足や疲労などの身体的不調

寝不足が続いていたり、身体が疲れていたりすると心もそれに合わせるかのように不調を訴えだし、情緒不安定になりがちです。

わたしは寝なくても大丈夫、元気だから大丈夫と高をくくって、睡眠をおろそかにしたり、休養を取らないでいたりすると、急に情緒不安定になって、ズドンと落ち込んでしまったりします。

心と身体は密接に繋がっているものです。心を休めるためには、まずは身体を休めるのがとても大事になってくるのです。

人は6時間以下の睡眠が長く続くと、慢性的な寝不足状態になると言われています。また、寝不足だと身体は寝ることで十分に体力を回復することができないので、慢性的な疲労状態も引き起こします。

情緒不安定になったら、まずは日頃の睡眠が足りているかどうか、ちょっとチェックしてみてください。

身近な人との人間関係

社会的な生き物である人間にとって、周りの人と良好な人間関係を築いていくことはとても重要なことです。

中でも、特に身近な人と良い関係であることは、精神状態を安定させるために役に立ちます。

理由・原因も分からずに情緒不安定だったり、気分が沈んだりする人は、身近な人との人間関係がうまくいっているかどうかを思い返してみてください。身近な人とは親や親友、恋人といったあなたの日常の核心部分にいる人たちです。

社会人になっても、恋愛が上手くいっていないことで気分が沈むことはよくあります。身近な人との人間関係を改善して、心の健康を保っておきましょう。

季節の変わり目

春から夏、夏から秋、秋から冬といった季節の変わり目では、気温は毎日のように大きく変化し、それに対応するために身体も適応力をフル活動させなくてはなりません。

そのため、心もそれに釣られて不安定になったり、バランスを崩したりと言うことがよくあります。

特に最近では、エアコンなどの普及にともない、外気温に対する人の身体の適応力が落ちているといわれています。そのために季節の変わり目で調子を崩す人が増えているのです。

春から夏や秋から冬といった急激に気温が変化する時には注意が必要です。季節の変わり目にはなるべく外気温に左右されないように、暑い時には暑さに対処出来る格好を寒い時には寒さに対処出来る格好をしておくと良いでしょう。

大きな変化があった時

引越しや転職、結婚や出産など、人生における大きな変化があった時、人は一時的に情緒不安定な状態に陥ります。

これは大きく変化した状況に適応するために、元々あった自分を変えていく必要があるためで、そのことは人の大きなストレスになります。

なかなかすぐには適応出来なかったり、大きな環境変化に戸惑ったりするとその情緒不安定な状態が長引いたりします。

大きな環境変化に遭遇した時には、人は大きなダメージを得るものだと言うことをよく知り、変化に対応している自らの身体や心のことを労わってあげる必要があるのだと考えてください。

また、大きな環境の変化があり、忙しくしていた日々が終ると急に力が抜けてやる気が出なくなることもあります。こういった時にも身体や心は休息を求めているのだと注意してみてください。

恒常的なストレス

会社で常に怒鳴られ続けている。仕事量が膨大で時間外労働を繰り返しても、仕事が全く減っていかない。会社に苦手なタイプの上司がいて、その人と仕事をすることを考えるだけで胃が痛い。

など、こうした恒常的なストレスに晒され続けていると、人は情緒不安定になり、心のバランスを崩してしまいます。

自分が頑丈だからと思っている人ほど、ガタッと調子を崩すことがあるので無理は禁物です。

どうにもならないストレスに晒されていると感じたら、一度その場から逃げたり、誰かに助けを求めたりして、医療機関を受診したりするのも一つの方法です。

ホルモンバランスの乱れ

女性は特にホルモンバランスの変化に左右されがちです。また、男性でも加齢やストレスなどでホルモンバランスが崩れると急に情緒不安定になったり、イライラしたり、疲れやすくなったりすることがあります。

ホルモンバランスの変化は時が経てば落ち着くものも多いのです。しかし、ホルモンバランスに振り回されすぎて日常生活を送るのが困難だというレベルにあるのならば、なかなか自分自身での対処は難しいため、専門機関への受診がお勧めです。

心のバランスは乱れやすいもの

そもそも人の心のバランスは乱れやすいものです。常に元気であったり、常に安定しているという人の方が世の中には少ないのです。

時に身体も心もどこかしらに不調がある状態というのは珍しいことではないのです。

情緒不安定な状態が続くのが2~3日といった短期間ならば、特に大きな問題になることはありません。何もなくとも人は情緒不安定になることがあるのだと気を楽にして過ごしてみてください。

情緒不安定になる原因と対処法まとめ

いかがでしたか?

情緒不安定になる原因によって対処方法は様々です。自分がどうして情緒不安定になっているのかを見極め、上手に対処してみてください。

情緒不安定があまりにひどい症状がある場合や長続きするは、「情緒不安定性人格障害」や「うつ病」といった病気の可能性もありますので、医師に相談してくださいね。