退職の引き止めにあったときの対処法と注意点
会社を辞める決意をして、いざ上司に退職する旨を話したとき、上司から辞めないで欲しいと言われてしまうことがよくあります。
自分自身では退職する固い決意を持っていても、引き止めにあうと退職の決意が揺らいでしまったり、退職できないのではと不安になったりしてしまうものです。
そんな退職の引き止めにあったときにはどうしたらよいか?
今回は退職の引きとめにあったときの対処法をみていきたいと思います。
退職の引き止めにあったときの対処法と注意点
人手不足を理由に引き止められたとき
辞めたい旨を伝えた時、人手不足を理由に引き止めてくる会社も多いことでしょう。
あなたが抜けるとその穴を埋める人がいない。あなたがいなければ、仕事が回っていかない。
周りが困るので辞めないでくれと、あなたの情や罪悪感にうったえて、退職の引き止めをしてくるようなこともあるでしょう。
そんな時、あなたがすべきことは退職の意思をしかるべき時期に伝え、その後の期間で自分の持っていた仕事を他の人にきちんと引き継いでいくことだけです。
自分がいなければ駄目なのだ、と考えたり、自分が辞めることで他の人が苦しむなら、もう少し頑張ろうとしたりしてはいけません。
そんなことを続けていると、いつまでも同じことの繰り返しで、あなたがその会社を退職することへは至れないからです。
人手不足を解消したり、あなたに代わる人を探してきたりするのは会社の役目であり、あなたが担うべき責任ではありません。
それをしっかりと心に刻んで、退職の準備をしてください。
辞めたい旨を会社の人に相談しない
上司や同僚などに会社を辞めたい旨を相談すると、周りの人たちはあなたがいなくなったことでこうむる負担などを考えたり、一緒に仕事をしていく仲間を失う喪失感などから、あなたの退職を引き止めようとします。
また、まだ決意が固まらないうちに相談すると、周りから「退職など勿体無い考えだ」と言われてしまうと、あなたの心が揺れてしまいます。
本音では辞めたいと思っていても、その言葉に決意がぐらぐらとしてしまう可能性ももあります。
そのため、会社の人に辞めたい旨などを相談するのは避けた方が良いでしょう。
それよりも、あなたの周りの身近な人や友人などに相談して、思いを固めていった方がうまくいきます。
退職の理由を明確にする
あなたが会社を辞めたいと思ったのはどうしてなのでしょうか?
仕事内容? 人間関係? 業務負担の大きさ? やりがい?
退職にいたるまでには色々な理由があると思いますが、退職の旨を伝えた時には、必ず退職理由について問われることになります。
その時に、あなたの心が定まらず、退職理由も曖昧な状態だと、上司などからはそのことを見破られて、逆に辞めないように説得されてしまう恐れもあります。
辞める時には自分の中でしっかりとした退職理由をもち、それを他の人にもはっきりと伝えられる様にしておいた方がよいでしょう。
繁忙期に退職しない
忙しい時期には上司も仕事に追われ、精神的な余裕がありません。
そのため、そんな折に退職の話を出すと引き止められる確率が高くなったり、きちんと話を聞いてもらえずにうやむやなままにされてしまうということが起こります。
また、周りが忙しくしていると、あなたの中で、そんな忙しい会社を辞めることへの罪悪感が大きくなってしまって辞めにくくなります。
だから、退職の旨を伝えるのはなるべき繁忙期は避け、仕事が落ち着いている時期にした方がよいのです。
しかし、あまりの忙しさにこれ以上続けていける自信がないと感じたり、朝、仕事に出て行くのが辛くてどうしようもないという状況に陥ってしまうということもあるかもしれません。
そんな時は退職よりもまずは休職を選択し、しばらく休養をとったほうが良いでしょう。
後任が決まるのは待たない
会社は引き止めの際に、後任が決まるまで待って欲しいといった旨を伝えてくることがあります。
後任が決まればすぐに辞めてもらっても構わないけど、決まるまではいて欲しいということです。
多くの人がこんな会社からの言葉に引き止められ、またずるずると会社にい続ける羽目になってしまったりします。
退職の意思を伝えたら、自分は何があって退職日に退職するのだという姿勢を貫いてください。
あなたが後任が決まるまで待つという姿勢でいると、会社の方としては後任選びを引き伸ばしたりします。
ブラックな会社は後任を募集せずに、ずるずると現状を維持したままで、善意につけこみ退職させないようにすることがあります。
あなたがしっかりと退職の意思を示せば、会社の方としてもあなたの代わりを必死に成って探すことでしょう。
いかがでしたか?
会社に引き止められると心が揺れるものですよね。
けれど、あなたが退職の意思を固めたのなら、退職の引き止めにあってもしっかりと固めた自分の気持ちを信じてください。
それを貫き通そうという姿勢が引き止めを打破できるポイントです。
退職や引き止めに怖気づくことなく、また新たな道へと踏み出すことが出来るとよいですね。
30代の転職で成功する人の共通点
35歳転職限界説など、年齢が増せば、転職難易度が高まるといわれていますが、実際には30代でも40代でもご自身の納得出来る転職を実現させている方も沢山いらっしゃいます。
何度も転職を繰り返していても、企業から熱烈なオファーを受ける方もいるのです。
30代の転職で成功する人の5つの共通点
これから紹介する転職成功者の共通点は、言われてみれば当たり前のことばかりですが...欠如している方も意外と多いのです。特に、現職からの逃げの転職をする方。
では、転職成功する30代の方の特徴とは一体どのような物でしょうか。具体的に紹介しましょう。
働くことに前向きな気持ちと行動力がある
現在の職場に不満があって転職したい...。キッカケは何であっても、働くことに前向きな気持ちと行動力がなければいけません。
転職活動は時間も労力も必要ですし、折角の機会ですので、企業に興味を持って臨む姿勢が大切です。
消去法の様な感覚で会社を選ぶのでは無く、求人票を見て興味を持って企業を訪問してみて判断する。百聞は一見にしかずと言うように行動することはとても大切です。
30代で転職に成功している方は、ご自身の将来をとても大切に考えるとともに、多くの企業に実際に足を運んで、自分がその会社でどんな活躍が出来、どんなキャリアを形成出来そうかを考えて判断しています。転職する事、働く事に前向きな気持ちで臨んでいる方が多いのです。
活かしたい経験を持っている
30代の転職成功者は年齢にあった活かしたい経験をしっかり持っています。
30代は、すでに10年程度の社会人経験がありますよね?仕事や人生の経験から、応用力、対応力、周囲への影響力等、周りを巻き込む力、新しい組織で改善する事や利益を生み出せそうかなど。新たな環境でも、即戦力となれる力を持っています。
また、特殊技術・高度な専門性を持っている方も求人の数は少ないかもしれませんが、ライバルが非常に少ない為、条件さえ合えば、しっかり転職する事が出来ます。
自分自身を客観的に見て、出来る事とこれから伸ばしたい能力を整理する事、そして企業が買いたいという様な経験をアピール出来るかはとても大切な事です。
基本的なマナーや誠実さがある
どんなに能力が高く、経験が豊富でも、社会人としてのマナーが無ければ転職はうまくいきません。新卒であろうが、30代であろうが同じです。
要は『この人と一緒に働きたい』そう思わせる事が出来るか?なのです。組織で仕事をするわけですので、やはり基本的なビジネススキル、ヒューマンスキルは必要です。
また転職エージェントの裏話になりますが...実際に、誠実さが高く評価され、何社もの企業から熱烈なオファーを頂く方もいらっしゃいます。ビシネススキルも大切ですが、やっぱり人柄も大切なのです。
どんな経験も糧にして今後に繋げている
30代の転職成功者の共通点の一つとして、どんな状況であれ、他人や環境のせいにするのでは無く、その時の状況に合わせて最善の決断をして、結果を自分の糧にして次に進んでいる方が多いです。
どんな小さな事でもしっかりその経験や能力を武器にして前に進んでいる方は、新たな環境に転職をしても、またどんな経験も糧にして今後に繋げていくのです。
本当に必要な条件だけを提示する
転職市場の原理になりますが、企業に求める条件が増えれば増えるほど対象の求人は減ります。また、多くの転職希望者の要望をクリアするほどの求人は、ライバルの数も増えるので転職難易度が高くなります。
企業はあなたの要望を叶える為に採用するわけではありません。あなたが入社した会社でどんな活躍をしてくれるのかが大切なのです。
つまり、採用する企業側の視点からみると、活躍が期待できる人を採用するために転職希望者の条件を受け入れる。そういう考え方をするものなのです。
転職を成功させている方は、その点を理解してか、本当に必要な条件だけを提示しているように見えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どんな仕事でも、働くことに前向きな気持ちがある事がとても大切だと思います。
20代の経験は30代に。30代の経験は40代に活かされるものです。あなたがより良い経験を重ね、充実した転職が実現出来る事をお祈りしております!
転職で失敗する人の6つの共通点
終身雇用の時代ではなくなり、転職をする方も多い世の中になりました。
5回、6回と転職をしていても企業から熱烈オファーを受ける事が出来る人もいる、一方で、まったく転職できず失敗する方がいるのです。転職できる人とできない人とではどのような違いがあるのか?紹介したいと思います。
転職で失敗する人の共通点
働く意欲が足らない
様々な今の状況から逃げ出したいという想いが強く、とりあえず転職したいという方によく出会います。
次の就業先で何がしたいのかを尋ねると、休みの条件や、就業時間など、とにかく拘束時間が少ない環境で自分の時間を確保したいという内容ばかり。
色々とお話を聞いていくと、要するに「出来るだけ仕事をしたく無い」という結論に達する事も良くあります。このような方は、転職活動で失敗する人に非常に多いのです。
企業はボランティアで採用するわけではないのです。働く事に意欲的ではない人を高い年収を支払って採用するでしょうか?
これまでの実績や経験、得意な事が仮に少なかったとしても、せめて働く意欲を持ち、意欲的に新しい仕事に臨む気持ちを持って活動しましょう。
タスクと時間の管理が下手
転職はしたいけど、応募企業から面接に来て欲しいと依頼があった時に、転職面接の予定を組む事が出来ない方もいます。
「21時以降なら面接に行けます」「土日なら面接に行けます」と要望を出す、一方で、次の就業先では「土日は休みたい」「残業はしたくない」と矛盾している要求をされる方も多くいるのです。
30代であれば、すこし考えてみてください。人事の方も貴方と同じサラリーマンなのです。夜遅くの面接や土日の面接をしてくれる企業は、あなたが就業した場合も同じ様に夜遅く迄の勤務や土日の業務も行う可能性が高いということです。転職できたとしても、結果的に転職したのが失敗だった...ということになりませんか?
転職活動についても、そもそもは『オンビジネスタイム』にて対応出来る様に自分でも努力する必要があります。時間を創出できない方はそれだけ意欲が低いか、タスク管理が出来ない方だと思われても仕方がないのです。
約束を守らない
面接日時の約束や提出物等の期限を厳守出来ない方は、やはり入社してからの仕事に対しても信頼出来ない人だと思われてしまいます。
時間や約束を守るのは社会人として当然の行動です。仮に仕事の都合でどうしても約束の時間に面接に行けない場合等は出来るだけ早く報告をし、明確な理由もお伝えしましょう。
他責にしがちな考え方
何か不具合が発生した場合に環境のせいにしたり、人のせいにばかりしている方は、成長が出来ない人だと考えられてしまいます。
本当に誰にもどうしてもどうにもならないこともあるでしょう。そんな中でも「あなたが出来るは何かなかったのか」「貴方は出来る事を最善を尽くして行動できたのか」と転職の面接では問われます。
できなかった理由より、たとえ限られた環境であってもあなたが何をやってきたのかが大切であって、採用面接官もそこを見極めようとしているのです。
決断力がない
常に行動のパターンが、周囲の人や環境によってもたらされている方、これまでの人生の決断が「なんとなく」で決めてきた方は要注意です。転職で失敗する可能性が高いです。
学校の選択、就業先の選択等、人生に大きな影響を与える様な決断の仕方が「全部落ちたからこの学校にしました」「ここしか受からなかったから就職しました」など否定的な理由で今現在に至っている方は沢山います。
大きな決断もしないで生きてきたかの様に見えてしまうと今後仕事でも、瞬時に大きな決断を求められた時、この人は責任感を持って、あらゆる決断や選択をする事が出来るのだろうかと疑問に思われてしまいます。
行動力がない
考えているだけで、行動に移していない方も転職に失敗する人の特徴です。仕事に置き換えたら、本当に行動出来るのだろうか?と心配されてしまうでしょう。
仕事や生活のちょっとしたことでも、あなたの「やりたいこと・できること・やるべきこと」を整理して、この3つのバランスが整う様に行動レベルを上げる訓練をして、計画的に行動する癖をつけると良いでしょう。
日頃の考え方や行動の癖は仕事でも出てくる事が多いので、日頃から考え方や行動の仕方を振り返り、意志を持って決断する対策をされると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
転職が出来るか出来ないか、成功するか失敗するか...ものの考え方や行動で大きく分かれてしまいます。
日頃からの心がけで改善される事も多いので、出来ることから是非トライしてみましょう!
失敗しない転職!エージェントを活用するコツ9選
実績や実力があれば転職は成功する!と思っていませんか?...半分正解で、半分不正解です。
これまで多数の方の転職を支援してきた経験を、転職エージェント側の視点からコツを紹介したいと思います。覚えておくと役立つ日が来るかもしれませんよー。
もし紹介会社を使って転職活動をするのであれば、転職エージェントを使い倒しましょう。
転職エージェントを活用するポイント
転職したい!と思っても、どんな事に注意して進めれば良いのか...迷ってしまうなんて事ありませんか?
ポイントを見誤った転職活動は、どんなに努力をしても、活動が空回り…時間と経費を使っても、良い結果に結びつかないなんて事もあります。
効率良く、効果的な転職活動を行う為に転職エージェントを活用するポイントをご紹介します。内容を理解し、実践することで、あなたの納得できる転職先への就職が実現できるでしょう。
転職市場の状況をエージェント会社に電話で確認する
転職はタイミングが大切です。当たり前の事ですが、応募件数が多くなると合格難易度が高くなります。要するに転職市場が潤う時期。このタイミングを逃さない事が重要です。
企業が中途採用において、採用費・人件費を掛けられるのは会社の経営が明るい時です。正に転職市場は、世の中や会社の景気と比例していると言っても過言ではありません。
どのようにして、今の転職市場の状況を把握するのかと言うと...エージェント会社に電話で確認するのです。メールではなくカタチに残らない電話で、です。
なぜか?理由はかんたん、非公式情報を伝えやすいからです。「ここだけの話なのですが...」とポロリ情報も多く出てくるはずです。
もちろん突然電話をしても適当な営業トークをされるので、信頼できる担当のキャリアアドバイザーをみつけておきましょう。これは本当に重要です。
3種の転職支援サービスを使い分ける
世の中には複数の転職支援サービスが存在しています。《総合エージェント》《専門エージェント》《転職サイト》の3種を上手く使い分けましょう。
ただし、やみくもに登録して、あちこちと応募してしまうと面接の日程調整など進捗管理をしにくい状況を作ってしまいます。各社の傾向毎に強み、弱みを見極めて、重複せず、効率良く登録する事をお勧めします。
信頼できるキャリアアドバイザーをみつける
キャリアアドバイザーが信頼できる人物か相性はどうかをしっかり見極める事をお勧めします。
求人の質も大切ですが、キャリアアドバイザーに本音で話し、活動における適切なアドバイスを貰う事が大切です。また、レジュメの添削指導や面接対策等、手厚いサポートをしてくれるアドバイザーに出会える事で有意義な活動を実現出来るでしょう。
キャリアアドバイザーも人間なんです。本気で転職を支援したい求職者はやはり優遇してしまうものですよ。
キャリアアドバイザーには、転職への意欲を明確に伝える
いつ迄に、どの位の温度感で転職したいのかを明確に伝える事で、進捗スピードをあなたに合わせてくれます。
もし、あなたが、猛烈に転職したい状況で、緊急性が有る場合、他の求職者よりも優先的に対応してくれる場合があります。逆にゆっくり吟味して活動したい場合も状況に合わせて対応してくれるでしょう。
転職で実現したい事に優先順位を付ける
転職市場の状況によっては、実現したい事を幾つも叶えられない場合があります。
要望が多い程、求人が減りますので、MUSTで叶えたい要望を1つ〜2つに絞り、アドバイザーに伝えると良いでしょう。紹介して貰える求人の数に大きく差が出てきます。
報告・連絡・相談は素早く
複数のエージェントに登録した場合、面接予定も其々に設定されます。エージェントは、他社エージェントに負けまいといち早く内定に導こうと躍起になる為、併願先の進捗状況を伝える事で全体的に面接の予定や選考結果の連絡が早まる事が有ります。
同時期に複数の内定をもらい、選択できる状況を作る為にも、出来る限りアドバイザーに状況伝えると良いでしょう。
レスポンスは早く。併願企業の面接予定状況はタイムリーに伝えましょう。
面接後の感想は、すぐにキャリアアドバイザーに伝える
もし、あなたが面接に行き、『この企業に是非入社したい!』と思ったら、必ず、面接後の早いタイミングで、キャリアアドバイザーに面接の感想を伝えましょう。
キャリアアドバイザーは、あなたの入社意欲を企業へ積極的に伝えます。キャリアアドバイザーからの後押しを加える事で選考結果に大きく影響が出ることが有ります。
半期末の時期を狙う
基本的に転職エージェントも紹介目標を掲げられている事が多いため、月中辺りから突然選考通過率が上がることもあります。
特に半期末(3月末、8月末)は、企業側も採用目標を掲げている事が多く、選考スピードが急に早まるという事もしばしば…!このタイミングに第一希望企業の最終選考を実施する事で、一気に内定を得る可能性が高まります。
夏のボーナス、冬のボーナスをもらってから退職する求職者が多くいますが、その時期は転職難易度が高まるということを知っておきましょう。
内定〜入社日までアドバイザーと連絡をとる
めでたく内定を得ることが出来たら、これまでに同企業に入社した人の感想や入社後に得られるキャリアパス等の情報を得る事も出来ます。
また、一般的には入社日までが転職エージェントサービス期間で有る事が多い為、現在の職場と退職について揉めてしまいそうな場合も、アドバイザーに相談し、退職の進め方を相談すると良いでしょう。
『内定を得たらおしまい』では無く、出来る限りアドバイザーとの縁を継続し、情報を得る事をお勧めします。
転職エージェントを活用するコツまとめ
いかがでしたでしょうか?
エージェント、アドバイザーの特徴を上手く使い、あなたの納得出来る最高の転職を実現できることを祈っております!
転職面接のマナー|入室・退室での注意すべき点
面接というと「何を話せばいいのか」「何を答えればいいのか」といったところばかり気にしている方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、面接では何を伝えるか以外にも、実はかなり細かいところまで見られています。
ここでは、面接における入室・退室でのマナーについてご紹介していきましょう。
受付での注意点
面接のために企業を訪問しますね。面接前の受付の時点では気を抜いている方、油断している方も多いのではないでしょうか?
人事の方(面接官)が受付の方に「この人どんな感じだった?」と聞くこともあるのです。面接評価の加点要素にする企業は少ないですが、悪印象だと減点要素にする企業は少なくありません。ですので、面接で企業を訪問するときは受付の時点から悪い印象を与えないように、できれば良い印象を与えておきましょう。
身だしなみはきちんと整え、必要な書類はすぐに取り出せるように用意しておきましょう。また「今日面接の○○ですけど・・・」と頼りない感じではなく、ハキハキと「本日○時に面接のお約束をさせて頂いております○○と申します。」と伝えるようにしましょう。
面接の入室時の注意点
入室にあたっては、まずノックをします。その後に「どうぞ」「お入りください」といった返事がありますので、それに対して「はい」と返事をしてから入室します。
入室をしたら名前を名乗り、お辞儀をします。お辞儀をした後は勝手に着席するのではなく、面接官の方に「おかけください」といった声掛けをもらってから着席するようにします。着席する際にも「失礼します」と一言添えておきます。
面接の退室時の注意点
退室時には目的である面接が終わって、気が緩んでしまう方が多いものです。しかしながら、退室の際にも気は抜けません。面接官の方は最後の最後までしっかりとあなたを見ています。
面接が終わったら座ったままで「ありがとうございました」と伝え、椅子の横に立ちます。そこで「失礼いたします」と言い、お辞儀をします。
ドアの前まで来たら面接官の方のほうを向き直し、再度「失礼いたします」と言いながらお辞儀をします。ドアを閉めるときには面接官の方のほうを向き直して、目を合わせてから閉めるようにします。このときに静かに閉めておくと、落ち着いた印象を与えることができます。
転職面接の入退室での注意点まとめ
転職の面接というと自己PRなど何を伝えるかばかりが先行してしまいがちですが、面接官の方はそれ以外のところも厳しくチェックしているものです。
経験や実績を評価しますが、人柄や身だしなみといった部分も含めて総合的に評価するものです。
面接内容が良い出来だったにも関わらず、入室や退室の際のマナーが悪く、せっかくの面接評価を台無しにしてしまうということもあります。細かなところまでしっかりと意識していくようにしましょう。
転職で年収がアップする人の5つの習慣
多く人は、転職で年収ダウンする...って知ってましたか?
年収240万円の方が年収280万円になった!というケースは多くありますが、年収600万円が年収700万円になった!というケースは少ないのです。転職成功事例としてよく紹介されてるんですけどね、絶対数は少ないんです。
転職で年収アップする人の習慣
じゃ、どういう人が転職で年収アップさせているのか?年収をアップしている人に共通する習慣を紹介しましょう。
常にアンテナを張っている
転職で年収をアップさせている人の多くは、さまざまな情報において常にアンテナを張っているものです。特に、ビジネスに関する情報に関してアンテナを張っている人ほど年収がアップしている傾向があります。
情報があるからこそ、そこからの分析ができますし、分析した上で転職時期も含め物事を適切なタイミングで進めていくことができるのです。
目標を明確にしている
日ごろから目標を明確にしている人ほど、その目標をクリアしやすくなります。目標というのは言ってしまえば、ひとつのゴール地点です。
ゴール地点が見えているからこそモチベーションもアップしますし、そこまでの最短ルートというのも自然と見えてくるようになります。年収アップに関しても最低いくらという部分を明確にしておくと、クリアしやすくなるでしょう。
仕事に最善を尽くしている
社会人として当たり前のことですが、仕事に最善を尽くすということも大切です。仕事に最善を尽くすからこそ、年収アップにつながるといっても過言ではありません。
転職が決まっても、退職するまで気を抜かず、油断せず、目の前の仕事を一生懸命こなしている、そういう方は転職をするときにも年収アップしている傾向があります。
自分磨きにしている(自己投資する)
普段から自分へ投資をしている方は年収をアップさせていく傾向があります。自分磨きというと見た目をどうこうするというイメージがあるかもしれませんが、転職で年収アップを実現している人の多くは内面の自分磨きを頑張っているものです。
自分の価値を高めることによってどこででも活躍できますし年収アップにもつながるのです。
人がやらないことを率先してする
働いていれば、他の誰もがやりたがらない仕事のひとつやふたつは出てくるものです。そういったものを率先してやるようにすることによって、自分の価値というものを高めていくことができます。
苦手意識もなくなっていきますし、社内社外でもその価値は評価されるようになるものです。
さいごに
転職で年収がアップする人の5つの習慣ということでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
こういった習慣を当たり前におこなっていくことによって、転職で年収アップするどころかどこででも活躍でき、また求められる人材になることでしょう。
転職を繰り返す人の特徴6パターン
皆さんの周りには、会うたびに仕事が変わっている人や働いてもすぐに仕事を辞めてしまう人などはいませんか?そう、転職を繰り返す人です。 転職を繰り返す人の特徴をまとめました。
転職を繰り返す人の特徴
自分のやりたい事がはっきり見えていない人
「転職したい」という方の面談をしていると、実は自分のやりたい事がはっきり見えていない方がいます。特に20代。
たとえば、自分が仕事でどうなって行きたいのかを深く聞いていくと、よくわからない返答が返ってきたりします。つまり、転職することが目的になっていて、転職した後のやりたいことが不明確なのです。
この手の転職希望者は非常に危険で、少しでも嫌な事や、他の会社の方が待遇がいいなと思ったりすると転職を考える傾向にあります。
他人のせいにする人
転職が多い方とお話をさせて頂いていますと現職の不満や、前職の文句が多く自分が招いた失敗であっても上司などのせいにする事が多い傾向にあります。
こういった方の特徴として、人のいい所を見ようとするよりも人の粗探しをする人が多いと思います。
このタイプの方は、転職の面談で落とされる傾向があるので注意が必要です。
指示待ち人間
仕事では自分から動き、考えなければいけない事の方が多くなります。
受動的に物事をとらえて指示を待っている人は、その指示に対して不満が出たり、自分がしたくない仕事まで担当することになり仕事がつまらなくなります。
他人の芝が青く見え、他の会社に行ったら変えれるのではないかと思い、転職を考えるようになります。
言い換えると、自分を変えるのは自分である事に気づいておらず周りが自分を変えてくれると思っている人です。
自尊心の高い人
自尊心が高い人は、どうして自分がこんな仕事をしないといけない、私にはもっと合った高度な仕事があるはず...と考えがちです。
自尊心を持つことは必要ですが、社内で後輩・部下から物を言われてもまったく聞く耳を持たないような、極度な自尊心を持つ方は注意が必要です。
仕事とは違う夢を追っている人
たとえば仕事は営業をしているのにミュージシャンになりたいや、作家になりたいなど仕事とは、全く関係ない事を夢にしている方です。
端的にいうと、夢をかなえるつなぎとしてしか考えいない人です。
就職をするという事は、ある程度自分の行動に責任を持つという事でもありますので、その事が重くなってきてしまい、夢を追いかける自分の障害になってしまうと思い転職を繰り返してしまう人が多いようです。
いずれ独立を考えている人
将来的な独立・企業を見据えて、幅広い知識や経験、人脈を増やしたいという方は意図的に転職をされる方が多いです。
ただし、技術系のお仕事をしていてその方面で、職人として独立する方に関しては転職回数は少ない傾向にあります。
まとめ
転職自体は一言で、良い悪いどちらとも言えません。でも、転職を考えるのであれば、自分がどうなりたいかという事をしっかりと考えて転職しましょう。